WordPressの日付と時刻の書式を、コピペ用に一覧にしてみた
前回は、記事に「投稿日」だけでなく「更新日」も表示させるようにしてみました。time要素も使ってタイムゾーンも仕込んでいます。
WordPressに投稿日と更新日を表示させる。time要素でタイムゾーンも仕込んでみた
今回は、投稿日や更新日の指定で、コピペで使えるように
・よく使いそうな日付と時間の書式
・日付や時間を表示するためのパラメータ文字列(Y とか n とか j とか)
を一覧にまとめました。
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よく使いそうな日付と時間の書式
コピペで使えるサンプルコードを作ってみました。
日本語サイトでよく使いそうなサンプルコード
- 管理画面の「日付のフォーマット」(例:2020年7月24日)
-
<?php the_time(get_option('date_format')); ?>
管理画面の「日付のフォーマット」がそのまま表示されるので、サイト内の統一ができてラク。
*the_time() は、パラメータなしだと管理画面の「時刻のフォーマット」を表示します。
「日付のフォーマット」を表示するには、上記の「get_option(‘date_format’)」を指定します。 - 2020年07月24日
- 年は4桁、月も日もアタマに「0」付き。
<?php the_time('Y年m月d日'); ?>
- 20年7月24日
- 年が2桁で、月も日アタマに「0」なし。
<?php the_time('y年n月j日'); ?>
- 2020/07/24
- 年/月/日。年は4桁、月も日もアタマに「0」付き。
<?php the_time('Y/m/d'); ?>
- 20-7-24
- 年は2桁、月も日もアタマに「0」無し。
<?php the_time('y-n-j'); ?>
- 2020年7月24日(金)
- 曜日が漢字1文字。
<?php the_time('Y年n月j日(D)'); ?>
- 2020年7月24日 金曜日
- 曜日に「曜日」が付いて漢字3文字。
<?php the_time('Y年n月j日 l'); ?>
月や曜日を英語で表示したいなら echo get_post_time
WordPressの日本語版を使っていると、月を英語で「July」としたくても「7月」としか表示できません。
また、曜日も「Fri」や「Friday」にしたくても「金」「金曜日」になっちゃいます。
これはWordPressが自動で翻訳するから。仕様なのでしようがない。なんつってw
でも大丈夫。英語で表示したいなら echo get_post_time を使えばOK。
get_post_timeは、投稿の公開日時を取得します。更新日時には使えないので注意が必要です。
値を取得するだけのモノなので、表示するには echo を付けます。
ソース:関数リファレンス/get post time|WordPress Codex 日本語版
- 2020年7月24日(Fri)
- 曜日のパラメータ「D」で、get post timeなら短縮英表記の曜日
<?php echo get_post_time('Y年n月j日(D)'); ?>
- 2020年7月24日(Friday)
- 曜日のパラメータ「l」で、get post timeなら英表記の曜日
<?php echo get_post_time('Y年n月j日(l)'); ?>
このほか、英語表記の日付(と曜日)の例です↓
- Jul 24, 2020
- 年は最後に持ってくるのが普通ですね。
<?php echo get_post_time('M j, Y'); ?>
- July 24th, 2020
- 日付に接尾辞(1st, 2nd, 15th の st, nd, th)を表示するパラメータ「S」も使っています。
<?php echo get_post_time('F jS, Y'); ?>
- Fri, Jul 24, 2020
- 曜日を3文字省略形で表示しています。
<?php echo get_post_time('D, M j, Y'); ?>
- Friday, July 24th, 2020
- 曜日をフルスペルで表示。
<?php echo get_post_time('l, F jS, Y'); ?>
時間も表示するとこんなかんじ
時間(時)を表すパラメータは、24時間表示・12時間表示があり、12時間表示の場合「AM, PM」または「am, pm」を表示するパラメータも用意されています。
分(i)と秒(s)は選択肢は無し。
- 2020年07月24日 09:05:08
- 時間のパラメータ「H」は、24時間表示で、必ず2桁になるように1桁の場合アタマに0が付きます。
<?php the_time('Y年m月d日 H:i:s'); ?>
- 2020年07月24日 9:05:08
- 時間のパラメータ「G」は、24時間表示で、アタマに0が付かない。
<?php the_time('Y年m月d日 G:i:s'); ?>
- 2020年07月24日 PM 08:05
- 「A」は大文字のAM, PM。「h」は12時間表示でアタマに0が付く。
<?php the_time('Y年m月d日 A h:i'); ?>
- 2020年07月24日 pm 8時05分
- 「a」は小文字のam, pmで、「g」は12時間表示でアタマに0が付かない。
<?php the_time('Y年m月d日 a g時i分'); ?>
日付と時刻に使うパラメータ文字列一覧
年
- Y
- 4桁の数字(例:1999 または 2020)
- y
- 下2桁の数字(例:99 または 20)
月
- m
- 数字。アタマに0が付く(例:01〜12)
- n
- 数字。アタマに0が付かない(例:1〜12)
- F
- 日本語版WordPressの the_timeなどでは数字と「月」(例:1月〜12月)
- echo get_post_time を使えばフルスペルの英語表示(例:January 〜 December)
- M
- 日本語版WordPressの the_timeなどでは数字と「月」(例:1月〜12月)
★日本語版WordPressでは「F」と「M」の区別は無いってことですね。 - echo get_post_time を使えば3文字の英語表示(例:Jan 〜 Dec)
日
- d
- 数字。アタマに0が付く(例:01 〜 31)
- j
- 数字。アタマに0が付かない(例:1 〜 31)
- S
- 英語表示での接尾辞(st, nd, th)を表示する(例:1st 2nd 4th 22nd 31st)
曜日
- l(小文字の ‘L’)
- 日本語版WordPressの the_timeなどでは漢字3文字(例:日曜日 〜 土曜日)
- echo get_post_time を使えばフルスペルの英語表示(例:Sunday 〜 Saturday)
- D
- 日本語版WordPressの the_timeなどでは漢字1文字(例:日 〜 土)
- echo get_post_time を使えば3文字の英語表示(例:Sun 〜 Sat)
時
- H
- 24時間単位。アタマに0が付く(例:00 〜 23)
- G
- 24時間単位。アタマに0が付かない(例:0 〜 23)
- h
- 12時間単位。アタマに0が付く(例:01 〜 12)
- g
- 12時間単位。アタマに0が付かない(例:1 〜 12)
- A
- 大文字の AM または PM
- a
- 小文字の am または pm
分と秒(分と秒はそれぞれ1つしかパラメータはありません。どっちもアタマに0付きのみ)
- i
- 分。アタマに0が付く(例:00 〜 59)
- s
- 秒。アタマに0が付く(例:00 〜 59)
タイムゾーンで使えるパラメータ文字列一覧
タイムゾーンを表示する
- O(大文字の’O’。酸素の元素記号のヤツね)
- 協定標準時との時差(例:日本だと +0900)
- P
- 協定標準時との時差。時間と分をコロンで区切る(例:日本だと +09:00)
タイムゾーンも含めて、日付も時刻も全部一発で出すパラメータ
(あんまり需要無さそうだけど、一応書いておきます)
- c
- ISO 8601の日付(例:2016-07-25T12:24:35+00:00)
★標準時からの時差は感知してくれないので、タイムゾーンは日本でも「+00:00」になります - r
- RFC 2822フォーマット(例:Mon, 25 Jul 2016 12:24:35 +0000)
★標準時からの時差は感知してくれないので、タイムゾーンは日本でも「+0000」になります
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