Googleから広告を大きくしろと言われて直したら良くなった件と、SEOについて(余談です)
本サイトや ブログ「ほんっとにはじめてのHTML5」でGoogle AdSenseの広告を貼っています。
その「ほんっとに…」に対して、Googleから「サイドバーの広告を大きくしなよ」とメッセージがきました。
今まで Google AdSense でアレやコレや対処が大変だったことがあり、またエライことになるかとビビって(笑)即対応しました。
ですが、おかげでいろいろ良くなった。素直に感謝しちゃっています。
その件も含め、サイトの広告や、SEOについて、ここ数年で実感した事を書いてみます。
後半に、現時点でのGoogleのSEOのアルゴリズムについて調べた資料もメモっておきます。
スポンサーリンク
Googleに言われて即修正したらスッキリ
Google AdSense からこんなメッセージが来ました。
G様でもこんな親切モードなメッセージが来ることもあるんですね。
広告の幅を200pxより広くしたほうが広告収益がアップするという提案です。
ここ数年、サイドバーの幅を広げなきゃと思っていたので、背中を押された感もあり、すぐにサイドバーを幅200pxから300pxに変更。続いて広告ユニットを幅300pxのものに差替えて完了。あっという間です。(だったらもっと早くやれってことですね。)
結果はこのように。サイドバー内の改行が少なくなって、見やすくなりました。
200px幅がいかに狭かったかが、こうしてみると良くわかります。
ほんっとにはじめてのHTML5
そして、G様のおっしゃるとおり、幅200pxの広告より目立つようになったせいか、広告のクリック数が若干増えたようです。
また、Google側でも「300px」や「336px」のレクタングルを推奨しているようで、200pxの広告より、ビジュアルが良くなった気がします。気のせいかもしれませんがw。
Google Adsenseの広告フォーマットのサイズはこちら:ディスプレイ広告の例 ─ AdSense ヘルプ
昔のアスペクト比で作ったサイトは幅が狭い
「ほんっとに…」のサイドバーが幅200pxと極端に狭かったのは、昔のディスプレイのアスペクト比(縦横比)に合わせて作っていたからです。
昔のディスプレイは、アスペクト比が4:3で正方形に近かったため、サイトのレイアウトも横幅を狭く作っていました。それで横スクロールせずに読めるから。
今は16:10の横長ディスプレイが多くなり、幅が広めのレイアウトが標準ですね。
なので、今のディスプレイで昔のレイアウトだと、真ん中に集中して狭苦しく、両脇スペースが無駄に空くんです。たまに見かけますよね(自分も修正したばかりでヒト様の事はとやかく言えませんが)。
ブログ「ほんっとに…」は2010年に始めて、当時の幅が狭いテンプレートを元に加工。
時間が経つに連れて「サイドバーの幅が狭いなー、レイアウトを修正しなきゃなー」と思いつつ、面倒くさくて放置(仕事じゃないのでw)。
Googleに言われなきゃ今でも放置していたかも。やはり、忠告してくれる存在って大事ですね。
Google AdSenseを始めたきっかけ
Googleの広告を貼るようになったきっかけは、単に興味本位でした。
アフィリエイトが実際どんなものか、試してみたかったので。なんとなく信用性が高いかなとGoogleを選びました。
5〜6年前のことで、まだ「ほんっとに…」も無かったので、他のサイトで申請しました。
ちなみに当時は、申込んだらすぐ承認メールが来て、当日中に広告も表示。今よりずっと審査が甘かったようです。
長いこと収益はまったく無し。AdSenseの管理画面を見ても、つまんない。
そのうち関心が失せて、放置です。
それから何年か経ったころ、Googleからメールが来て「振り込んだ」とのこと!
銀行口座を見ると、ほんっとに入金されていて、そりゃ〜もうビックリしました。
(1万円以上(今は8000円以上)にならないと振り込まれないので、チリが積もるまで何年もかかったわけです)
そこで、思ったのは、
「広告を何にも貼らなければゼロ、貼っておけばチリも積もる。だったら貼っとこう」
というわけで、個人サイトにはとりあえず、広告を貼っておくことにしました(笑)。
こんなチャラい気持ちで広告を貼っているので、本気でアフィリをやっている人や、広告主から見たら、迷惑かも。
それでもGoogleから時々厳しく指導(?)されますし、もちろんまじめにWeb広告のルールは遵守していますよ。
GoogleのSEOの判断基準
Adsenseで1度入金されると、「現実味」を感じ、それからは自然にSEOについて気を配るようになりました。これがとても勉強になっています。
AdSenseなどのクリック型広告では、アクセス数が増えると1クリックに対する収益が上がっていく仕組み。それを、開設時から時間が経つと「やっぱりこうなるか〜」とジワジワ実感します。
「ほんっとに…」のような個人のブログで、しかも月1しか更新していなくても、時間経過とともに検索も次第に上のほうに表示されていきました。
これは、「更新されているか」「ページ数」「サイト開設の古さ」がGoogle検索のアルゴリズムに組み込まれているから。らしいです。
ひと昔前は「外部リンクが多いほどSEO的に有利」と言われていました。
そのせいか、ちょっと怪しげなSEO対策屋さんがそれなりに繁盛していたようです。
今はそんなに単純ではなく(外部リンクの件は今もまだイキですが)、もっとマトモというか公平です。
2001年に Yahoo! JAPAN がロボット型検索エンジンにGoogleを採用したので、日本のロボット型検索エンジンのシェアはほとんどGoogleに集中しています。今のところは。(シェア2位がMicrosoftの bing だそうです)
ですので、GoogleのSEOの判断基準を調べました。
Googleの順位決定のアルゴリズム
今のGoogleのSEOは、
・正しいマークアップをしていること
・ちゃんとした内容かどうか(コピペじゃないとか、titleにマッチしてるかとか)
・サーバやドメインに信頼性があること
・更新していること
・ページ数
・サイト開設が古いこと
・クローラが内容を把握しやすいか
などを重視するアルゴリズムだそうです。
*アルゴリズムは日々変わっているそうですので、あくまでも「らしい」という情報です。
*最近は「モバイル フレンドリー」という考えも加わって、PC以外のビューも重要視しています。
逆を言えば「最近できたばっかりの、おかしなマークアップで、怪しいサーバ(やドメイン)で、内容がコピペのサイト」はGoogle検索で上位になるわけない、ということ。
サイトの古さやページ数は、更新していけばいずれ解決します。
サーバやドメインは、よほど無茶しない限り関係ない。
内容のコピペ等の件は論外。
あとは「正しいマークアップ」をするだけ。
ヒトにもクローラにもわかりやすいように気を配りながらマークアップ。それで自然にSEOが上位に上がっていくなら公平ですね。
Googleの順位決定のアルゴリズムについては、こちらがわかりやすくて詳細:
バズ部│Googleのアルゴリズムとは
GoogleのSEOへの押さえておくべきポイントを、3つに絞り込んだコチラの記事も参考になるかも:
GoogleのSEOで必ず押さえておくべき3つのポイント | SEO基礎知識 [SEO HACKS]
内容がイチバン大事(当たり前ですけどね)
どんなに公平なSEOのアルゴリズムがあっても、上位になるサイトは人気がある(外部リンクが多い=アクセス数が多い)サイトです。そりゃあ〜そうです。
この人気があるって、マークアップでどうにかできるコトじゃない。G様のアルゴリズムも無関係。
サイトの内容(商品・サービス、メッセージ)そのものの魅力、ニーズがあるかどうかですから。
結局内容がイチバン大事なんですよね。当たり前だけど。
別にサーチエンジンに気に入られるのが目的でサイトを作るわけでもないし、
ちゃんとユーザのほうに向いているべき。誠実であれと。Googleもそれを言ってるんでしょう。
しかし、内容がせっかく魅力的なのに、サイトのビューがミスマッチならアウト。
また、魅力的な内容で素敵なビューのサイトでも、SEO対策をしていないのは意味無い。
(title や discription を適切に書いたり、sitemap.xmlを置かないと、いつまでたっても誰も見てくれないかも)
Webサイト制作では、
まず「内容の魅力を引き出す構成やデザイン」を。
そして「人にもクローラにもわかりやすく、正しくマークアップ」をする。
これを心がけていこうと日々思っとります。
Leave a Comment